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在来種の野菜づくり。

今年の春からはじめた自然農、在来種の野菜づくり。
野菜のいのちは、大地が育む。
祖母が長年無農薬でみかんを育ててきた畑を受け継ぎ、土を作るところから始めました。
右も左もわからないまま、枯れ葉や木材チップや米ぬかや生草をあらゆるところからかき集め、発酵させ土の中で微生物を育てました。
この微生物こそが、美味しい野菜を作ってくれる。素人なりに勉強していきついた答えを、実践に移していきました。
野菜のタネもホームセンターで簡単に手に入るF1種子ではなく、古来より守られてきた在来種のタネを選びました。安価で育てるのは楽でも1代限りで終わるタネより、次の代に引き継げるいのちのあるタネがいい。野菜に限らず、できるだけ自然の摂理にかなった選択をしていきたいと思っています。
何より身近な人に食べてもらう野菜だから、均一でも大量生産じゃなくても、色やカタチもバラバラで個性的でいい。
梅雨や台風を経て、青々と実ってくれた野菜はオクラ、キュウリ、バジル、メルカートロッソでした。はじめての自然農にしては十分な収穫でした。
トマトは全滅。化学肥料を使わないことは決めていたので、ただ枯れるのを待ちました。これから秋蒔きの野菜に向けて、土の改良を重ねていきたいと思います。